今週の毎日都々一
毎日新聞のHP
[都々逸/発祥の地の石碑]
名古屋において
都々逸発祥の地の石碑を見ました。何も謂れが書かれていないのが残念でした。
その石碑の所在地は、名古屋市熱田区伝馬町裁断橋側
平成30年己亥 昭和94年
西暦2019年 大正108年
皇紀2679年 明治152年
知的文化サークル
[この花咲くや会]
今週の毎日都々一(2019.1/22掲載)
2019年 新春兼題入賞作品
秀作1、亥の年時代は新元号へ
明るい未来の日が昇る
<水戸市 高田良平>
2、知恵を集めて未来に向けて
新たな元号決まる春
<日立市 上野ジュリ>
3、今年は改元 明るく行こう
知恵と徳あれ新時代
<水戸市 窪田 満>
4、新年元日ゆるりと明けて
横で寝ている徳利酒
<水戸市 市川宇太郎>
5、昭和平成去りゆく時代
来る希望の新元号
<笠間市 王田佗介>
「お正月の選者緑仙の一歌」
◇去るもの追わずに来るもの迎え
亥の年明るく元気よく◇
☆毎日都々一への応募先
〒310-0011
茨城県水戸市三の丸1-5-18
毎日新聞 水戸支局「毎日都々一」係
*毎日新聞では、随時都々逸の作品を募集致しております。
あなたの都々逸が新聞に掲載されます。
是非、投稿してみて下さい。
葉書にはお一人様の作品は「3作品」までです。
直接、選者の私のところにメールでも受け付けております。
季語は随意で、楽しく明るく「えっ〜!」「なるほど!」と思う
作品を作ってみては如何でしょうか?
季節感あふれるもの、恋愛ドタバタ、家族愛、会社の出来事、
世論の事、夢や希望を、そして愚痴も悩みも
思いのままに綴って下さい。ストレス解消にもなります。
ペンネームもいろいろ考えてみるのも心が広がります。
都々逸って何?
俳句や川柳、短歌と同じ様に短詩の仲間です。
都々逸は、江戸時代から民衆に支持された謡曲です。
昔は、お座敷で三味線に合わせて、
即興で作ったり唄ったりした時代の流行歌でもありました。
現在は、三味線を弾ける方も少ないので作詩だけ
独立して文芸として嗜んでいらっしゃる方々が
全国に大勢おります。
都々逸の、正調は26文字で構成されます。
一般的には、7 7 7 5 の26文字ですが
[7]を、どう分けるかでメロディラインがキレイになります。
(3 4) (4 3) (3 4) (5) ←7 7 7 5 の内訳です。
つまり、都々逸坊扇歌のうたを借りれば
♪たんと売れても 売れない日でも
おなじ機嫌の 風車♪
34 43 34 5の調べになっています。
ここのポイントは、2度目の7 .(4 3) を (3 4) に
してしまうと歌のリズムが崩れてしまいますので
その辺りをしっかり踏まえて作ってみて下さい。
2018年新春兼題入賞作品
兼題「日 出 海 湖 沼」
1、海を見渡す
駅舎で拝む
心あらたの初日の出
◇日立市 市川てまり様
2、赤い鳥居に
白波立てば
初日海より昇り来る
◇水戸市 摩耶 連 様
3、海風冷たく
吹いてはいるが
穏やか陽射しの初詣
◇北茨城市 白川桐花様
4、涸沼の夕日が
ゆく年ならば
くる年日の出の大洗
◇ひたちなか市 田中 優 様
5、元日早々
ヘラブナ釣りは
利根川辺りか流源湖
◇古河市 川島あんず様
以上5名の方が入賞
されました。
この作品は紙面に発表し
入賞者には、
賞状と選者の色紙を
お送りしました。
選者の新春の詩
海に湖
山 川 沼と
日の立つ処に
明くる春